マンションの売却にはどんな費用がかかる?必ず必要な費用や税金を確認!
マンションを購入したけれども、想像以上にローンの支払いがあって手放す人、新しいマンションの購入をしたくて今住んでいるマンションの売却を検討している人などマンションの売却をしたいと考える人は多くいます。売れば買値より下がってもお金が入ると簡単に考える人もいますが、実際に売却するためには様々な費用がかかってしまいます。ここではどんな費用がかかってくるのかをお伝えしていきます。
マンションの売却にかかる基本の費用
マンション購入時にも必要になる仲介手数料、登記費用、印紙代や譲渡所得税は売却時にも必要になってくるものです。売ってお金が入ってくると思ったのに費用が思いの外かかりすぎて手続き中に困らないよう、事前に確認する必要があります。ただ売却して収入に充てればいいと考えている人は注意が必要です。
マンションの売却時に必要な可能性のある費用
基本的な諸費用の他に必要になる可能性のあるものとしては、売却するための手直し・リフォーム費用です。住んでいた期間の長さや、生活の仕方によってはクロスや床、枠などに様々なキズ汚れが付いているはずです。キズだらけの状態では買い手もなかなか見つかりません。綺麗な状態で引き渡すための下準備としての費用は、どれだけの修繕をするかで変わってきます。また、依頼する業者によっても値幅があり、いかに安くきれいに施工してくれる業者を探すかもポイントとなります。気になる場所全て綺麗に修繕しようとすると膨大な金額になってしまいかねません。自分なりに項目を絞り、なるべく必要最低限で済ますことが出来るようにしたいものです。また、売却を検討し始めたらなるべくキズ汚れが今以上に増えないように工夫する必要もあります。
マンションの売却によって発生する税金
マンション売却のためには税金などの費用もかかってきます。売却するにあたり得られるお金は収益とみなされ、収益に対してかかる税金は譲渡所得税、住民税、復興所得税の支払い義務が生じます。ローン残債がある場合、抵当権の抹消費用として登録免許税も必要になります。このほか売買契約の際に張り付ける収入印紙代なども必要で、予想よりも多くの出費があると感じる人もいるのではないでしょうか。別マンションの購入を検討している人は購入時にかかる費用と売却時にかかる費用の把握がとても大切になってきます。
マンションを売却するときは費用面も考慮して!
収益になるからマンションを売りに出したいと検討している人は多くいますが、実際に諸経費がどの程度かかってくるのかを知らない人は多くいて、売却することで必ずしも予想通りの金額が入るかもわかりません。手続き中に思ったより手取りがないと思っても簡単に中断することは出来ません。出費だらけで損失が出てしまう可能性も0ではないため、マンション売却を検討している人は収入面だけではなく出費を重点的に把握しましょう。